こんなイタリアの若者も・・・。 |
2012/02/24 カテゴリー/イタリア: おしゃべり
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ご紹介する話題は【 毎日新聞の夕刊 】に掲載されていた
イタリアの「 若者 」その1人について職業を含めて
イタリアが抱える現状が垣間見えるそんな記事を見つけました。
みなさんへご紹介をしたいと思います。
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◆イタリア・ローマ近郊の街「 アルデア」の最年少の町会議員である
【リカルド・イオッティ】さん / 31歳についてフォーカスです。
◇彼の住む町の人口は、
⇒ 約2万8000人で町会議員は20人。
◇大学を卒業する2年前の2004年に立候補して落選はしたが・・・
2007年には、3位で当選した。
⇒ 『長年、水の出なかった地区に水道をもたらし住民に喜ばれた。
こうした事が何よりも嬉しく言い表せないほど情熱を与えてくれている。』
そんな【リカルド・イオッティ】さんは、政治を自分の天職だと感じている。
◆イタリアでは。。。
議員と言っても・・・
「 無料奉仕 」に近いと言われている職業である。
議会の出席手当てが→ 40ユーロ(約4500円)で
月収は→ 120~150ユーロ。
事務所も無く日々の出費も自腹になってしまう。
⇒ 【リカルド・イオッティ】さんは・・・
近くのアンシオと言う街の市役所で月収1300ユーロの
非正規職員をしながらも議員の活動を続けているのだ。
生徒会長だった高校時代、哲学の教師と議論をするうちに
政治に興味を覚え、その後ローマ・トレ大の政治学科に進んだ。
◆イタリアは。。。
卒業までの試験・論文提出が厳しく、在学中に就職活動をする例は
少ないと言われていた。最近では、在学中の職探しを勧める大学さえ
増えてきている。
◇そんな背景もあって・・・
早い人でも25歳・遅かれば30歳でようやく職を探すことになる。
エンジニアなど専門を持つ学生は就職に強いのだが、
政治学やコミニュケーション学などの学部を卒業した学生の場合、
働いた経験がないまま卒業しても定職はほとんど無いと言う具合なのである。
◇一般には・・・
日本のように「 内定 」と言う形ではなく、
無給の研修や見習いと言う期間を経て段階的に進んで、
そしてそのまま企業との契約を得て行くようである。
しかし、最近はタダ働きさせられてそのまま終了になるケースも増えている。
◇もちろん!!イタリア社会は・・・
「 コネ社会 」と言われており「 コネ 」は重要な就職手段でもある。
学歴や経歴が無くても、だれだれの紹介や有力者などの
強い紹介で簡単にポジションを得ることも少なくない話である。
◆イタリアでは・・・
こうした若者の雇用問題について国政として積極的に取り込まれていないようです。
◇その背景には・・・
イタリアには年金生活者が多く、その多くが貧しいため
その年金額を一律的にカットすることが出来ないようなのである。
◇そしてイタリア議会では・・・
それらを議論する前に、学者達による模擬実験を行なう方がまず必要と言うこと。
何だか???
「 Piano Piano 」なイタリア式の発想なんでしょうね。?!
ご紹介する話題は【 毎日新聞の夕刊 】に掲載されていた
イタリアの「 若者 」その1人について職業を含めて
イタリアが抱える現状が垣間見えるそんな記事を見つけました。
みなさんへご紹介をしたいと思います。
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◆イタリア・ローマ近郊の街「 アルデア」の最年少の町会議員である
【リカルド・イオッティ】さん / 31歳についてフォーカスです。
◇彼の住む町の人口は、
⇒ 約2万8000人で町会議員は20人。
◇大学を卒業する2年前の2004年に立候補して落選はしたが・・・
2007年には、3位で当選した。
⇒ 『長年、水の出なかった地区に水道をもたらし住民に喜ばれた。
こうした事が何よりも嬉しく言い表せないほど情熱を与えてくれている。』
そんな【リカルド・イオッティ】さんは、政治を自分の天職だと感じている。
◆イタリアでは。。。
議員と言っても・・・
「 無料奉仕 」に近いと言われている職業である。
議会の出席手当てが→ 40ユーロ(約4500円)で
月収は→ 120~150ユーロ。
事務所も無く日々の出費も自腹になってしまう。
⇒ 【リカルド・イオッティ】さんは・・・
近くのアンシオと言う街の市役所で月収1300ユーロの
非正規職員をしながらも議員の活動を続けているのだ。
生徒会長だった高校時代、哲学の教師と議論をするうちに
政治に興味を覚え、その後ローマ・トレ大の政治学科に進んだ。
◆イタリアは。。。
卒業までの試験・論文提出が厳しく、在学中に就職活動をする例は
少ないと言われていた。最近では、在学中の職探しを勧める大学さえ
増えてきている。
◇そんな背景もあって・・・
早い人でも25歳・遅かれば30歳でようやく職を探すことになる。
エンジニアなど専門を持つ学生は就職に強いのだが、
政治学やコミニュケーション学などの学部を卒業した学生の場合、
働いた経験がないまま卒業しても定職はほとんど無いと言う具合なのである。
◇一般には・・・
日本のように「 内定 」と言う形ではなく、
無給の研修や見習いと言う期間を経て段階的に進んで、
そしてそのまま企業との契約を得て行くようである。
しかし、最近はタダ働きさせられてそのまま終了になるケースも増えている。
◇もちろん!!イタリア社会は・・・
「 コネ社会 」と言われており「 コネ 」は重要な就職手段でもある。
学歴や経歴が無くても、だれだれの紹介や有力者などの
強い紹介で簡単にポジションを得ることも少なくない話である。
◆イタリアでは・・・
こうした若者の雇用問題について国政として積極的に取り込まれていないようです。
◇その背景には・・・
イタリアには年金生活者が多く、その多くが貧しいため
その年金額を一律的にカットすることが出来ないようなのである。
◇そしてイタリア議会では・・・
それらを議論する前に、学者達による模擬実験を行なう方がまず必要と言うこと。
何だか???
「 Piano Piano 」なイタリア式の発想なんでしょうね。?!
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