ヨーロッパのジョーク?! |
2011/11/16 カテゴリー/イタリア: おしゃべり
今日は「 ヨーロッパの国民性 」について面白い記事を見つけました。
みなさんへ「 ヨーロッパの国民性ジョークの定番 」???を
ご紹介したいと思います。
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◎ この世の天国とは・・・
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・警察官は→ イギリス人。
・料理人は→ フランス人。
・技術者は→ ドイツ人。
・恋人は→ イタリア人。
・銀行家は→ スイス人。
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では。。。。???
◎ この世の地獄とは・・・
* * * * * * * * * * * *
・警察官は→ ドイツ人。
・料理人は→ イギリス人。
・技術者は→ フランス人。
・恋人は→ スイス人。
・銀行家は→ イタリア人。
* * * * * * * * * * * *
どうやら?!
【 イタリア人 】の金銭勘定はあまり信用されていないようだ。
この間の・・・
ギリシャの政局の混迷により「イタリアの国債」が
一段と売られてしまっている。
なにしろ・・・
政府債務は、ユーロ圏最大という【 イタリア 】だ。
懸念されたギリシャ危機の飛び火が現実のものになってきている。
そんな・・・
【 ベルルスコーニ政権 】。
数々のスキャンダルや首相自らの失言などで
国民の支持が去り、政権基盤を弱めて首相退陣へ。
「 政治 」へのだらしなさ?!が市場へ影響していたとも言える。

( Photo by Silvio Berlusconi )
そして・・・
新たに首相に指名されたのは、
EU(=ヨーロッパ連合)の閣僚にあたるヨーロッパ委員会の委員を長く務めた、
著名な経済学者・モンティ氏。

( Photo by Mario Monti)
ヨーロッパの債券市場では・・・
イタリアの新しい首相に著名な経済学者の『 マリオ・モンティ 』氏が指名されたことを
前向きに受け止められ、
主要な閣僚にも経済政策に通じた人物が就任するという見方が広がり
イタリア国債が買い戻されています。
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辞表を提出した『 ベルルスコーニ首相 』は、テレビを通じて声明を発表した。
その中で・・・
多くの市民が自らの辞任を歓迎したことに触れている。
「 イタリアを守るために辞任することを決めた。
しかし市民の侮辱的な反応は悲しむべきものだ!! 」と述べている。
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ALT Immigrazione !! |
2011/07/18 カテゴリー/イタリア: おしゃべり
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『 暑中お見舞い申し上げます。』
わたくしのBlogへお立ち寄り下さり有難うございます。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今年は・・・
これまでの夏の過ごし方とは異なって
エコや節電対策を考慮のうえなのでお身体にお気をつけ下さいませね。
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さて・・・
今回ご紹介する話題は【 毎日新聞の夕刊 】に掲載されていた
イタリア社会や欧州全体で問題になっている
「 移民事情 」について伝える興味深い記事を発見いたしました。
みなさんへご紹介をしたいと思います。
◆イタリアに暮らす合法移民は過去20年で10倍に膨らみ
約500万人と言われている。
不法移民約70万人を加えると・・・
⇒ 人口の1割近くになる。
日本に比べると・・・
移民(外国人)の人口比も増え方も5倍も大きく
最近では「 占領 」という意味をよく耳にすることがある。
◆イタリアでは。。。
15~24歳の失業率が28%に上がり「 移民が職を奪う 」という偏見がある。
だが・・・
イタリアの雇用関連団体によれば・・・
仕事は常にあるそうだ。
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1位は求職者の8割が常に埋まらない型枠工で
そして以下 → → →
パン職人・パスタ職人、紡績、建設作業、ケーキ・アイスクリーム職人、
コック、自動車修理、溶接、工業ロボットのオペレーター、
BAR(軽飲食店)の店員、レストランの裏方的な業務(皿洗い・清掃)
と続いていく。
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こうした根気のいる地味な仕事は、若者には嫌われており、
結果・・・
その受け皿を移民たちが埋めているのが現状である。
◆また治安の面でも・・・
過去20年。。。
治安は改善傾向にあるのだがイタリア政府やイタリアのメディアは、
「 容疑者の外国人比率 」にばかりに注目しては・・・
不安を広めているようだ。
◆ベルルスコーニー首相率いる与党「 自由国民 」の市議に
現地日本人特派員が話を聞いている。
現地日本人特派員:
「 侵略や占領は、イタリア人の被害妄想ではないですか?。 」
っと記者が訪ねた。
市議:
「 問題は、最近の中国人なんですよ。
安い生地や布地類販売でイタリアの地元産業を乗っ取り、
いまでは。。。
BARやPizzeriaの経営へと【 覇権 】を広げている。
まさしく?!我々イタリア人の生活へ影響を与えている。
これは、やはり侵略や占領ですよ。 」
現地日本人特派員:
合法的なら問題ないはずなのだが。。。
「 何だか?!
わがままな子供みたいな口調に感じられますが。 」
市議:
市議は少し口ごもってしまった・・・。
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となりのマフィア |
2011/02/25 カテゴリー/イタリア: おしゃべり
前回ご紹介をした【毎日新聞の夕刊】に掲載されていた
【続編:イタリアマフィア事情】をUPします。
いざ確信に迫るその場面を!!ご覧下さいませ。
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最も低い貧因州【カラブリア州】⇒長靴の形をしたイタリア国土の
つま先にあたるところへ現地日本人特派員が訪ねたインタビューです。

2008年12月28日の夕刻。
シチリアのエトナ山が見えるカラブリア州の町【ラッツァロ】で起こった事件。
暮れも押し迫った12月28日に・・・
マフィアは再びコリアンドロさんの店に金を催促しにやってきた。
前回の要求日から6日目だった給料日の次の日に1人でやってきた。
当日は、アポロキャップに黒いジャンパー姿と言うラフな格好だった。
そして・・・
席についても、この日は言葉も少なめでレストラン店長の答えを待っていた。
レストラン店長:
現地日本人特派員の解説:
レストランの店長フィリッポ・コリアンドロさん(41歳)がそう男に答えた。
マフィアの男:
ふ~ん。
きちんと払っている人達も居るよ。
1年・6ヶ月・8ヶ月?どれくらい待てと?
俺のいとこ達への心づけであって、難しいことはひとつもないんだよ。
現地日本人特派員の解説:
その日の男はなかなか引き下がらず。。。
時間がしだいに経ち緊迫した空気に包まれてきたようだ。
レストラン店長:
分かった。ちょっと待って下さい。
なんとか200ユーロ(約日本円22,000円)をここにかき集めました。
これ以上はもう無理です、勘弁して下さい。
そうか~。
じゃあ300ユーロにしな。
あんた少しは自分の身を削りなよ。
現地日本人特派員の解説:
コリアンドロさんが渋々の上乗せすると、
男は金を素早く奪い取ってふところにしまい上機嫌で帰っていったそうだ。
そして。。。
翌日12月29日は大騒ぎになったのです。
レストラン店長:
なんと?!
現地日本人特派員の解説:
コリアンドロさんは奥さんにも相談できないまま
1人悩んで警察署へ連絡をし相談した結果だったのだが。
カラブリア州内の町【レッジョ】から特別班がやってきて
現場証拠によるものとして
レストラン店内に小型カメラと盗聴器をしかけてマフィアへの逮捕策をとった。
コリアンドロさんとマフィアの遣り取りをしっかり捕らえていたのだ。
TVニュースは、その模様を繰り返し流していたのだ。
レストラン店長:
【レッジョ】から来た警察の特別班は、
わたしに、しばらく時間を置くと言う約束だったんですよ。
それなのに直ぐにやつを突き止め逮捕したのです。
あれでは僕が彼らを通報したのが明らかだ。
財務警察署は、
宣伝のためにカメラが捕らえた映像をTVに流す始末。
被害者である私の身の危険や安全などいっこうに考えていない。
翌日から、わたしは街を歩いても友人と思っていた住人たちみんなが
わたしから目をそらすようになってしまったんです。
そして、レストランにも影響が出てお客が店から遠のき
店は1年以上に渡ってひどい経営難に陥っているんです。
現地日本人特派員の解説:
逮捕された男は・・・
その後、『 恐喝罪6年半の禁錮刑 』が言い渡されたのだが、
獄中で虚血症と診断されて自宅軟禁となっているそうだ。
そんなコリアンドロさんは今も不安でならないそうだ。
何故なら?!
いつか報復されると思うからだ。
レストラン店長:
7000人の町の住人の誰が「マフィア寄り」なのか?
誰がその関係者なのかも今もはっきりしていないです。
また、イタリア各地の反マフィア団体が客集めで支援はしてくれてはいるが
それもいつまで続く支援とも限らない。
現地日本人特派員の解説:
しかし。。。
そのアクセス数も最近では減っているそうだ。
事件に対する世間の記憶と興味が薄らできた証拠かも知れない。
最後に・・・
コリアンドロさんは不安な面持ちでつぶやいた。
たぶん、事件が世の中から完全に忘れられた時に
私は奴らに報復されてやられるだと思う。
(この記事は終わり。)
◆◇◆ 「カフェ・ド・パリ:Cafe de Paris」 in Roma とマフィアの関係 ◆◇◆
フェデリコ・フェリーニ:Federico Fellini監督の映画
『甘い生活:LA DOLCE VITA』の舞台となったイタリア・ローマを代表する
観光地でもあるカフェ「カフェ・ド・パリ:Cafe de Paris」が
2009年7月22日にはイタリア検察当局に差し押さえられている。
「カフェ・ド・パリ:Cafe de Paris」は・・・
ローマの高級地区ベネト通り:Via Venetoに建っており
フェリーニ監督や米歌手・俳優の故フランク・シナトラなど
多くの映画関係者をはじめ、イタリア文化人にも愛され
利用されているところ。

当局によれば・・・
5500万ユーロ(約73億7500万円)の価値があって
現在、南部カラブリア州の犯罪組織「ヌドランゲタ:Ndrangheta」に属する
1グループが所有しているそうだ。
同グループは武器や麻薬の不正取引で稼いだ資金で
カフェを購入したらしいと言われている。
また捜索が続いていても、7月23日には営業再開が許可されていたという。
◎ Cafe de Paris公式サイト⇒ http://www.cafedeparisroma.eu/
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